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アルコール依存症と認知症の関係について
アルコール依存症者が認知症になると言うケースもあります。
基本的に、認知症はアルツハイマー型や脳血管性認知症が有名ですが、アルコール依存症者がなる認知症としては、脳血管性認知症になりやすいと考えられます。
脳血管性の認知症は、アルコールだけでなく、タバコや塩辛いものなどの摂りすぎなどの食生活などが原因で起こる認知症の一種です。
認知症の中でも、アルツハイマー型に次いで多い認知症です。
脳血血管性認知症は、脳にある血管が梗塞状態になって発症するものです。アルコールの大量摂取により、血管が詰まって梗塞がたくさんできる状況が考えられます。
最初の症状としては、めまいや物忘れ、抑うつ症状などが現れ、徐々に歩行障害などが生じます。
特徴としては、知的な部分はそれほど一気に低下するわけでなく、ある部分では社会性があったり、またある部分ではレベルが下がってしまう様にムラがあるような特徴です。
しかし、アルツハイマー型認知症のように人格レベルはそれほど変化はないようです。また、感情失禁や夜間せん妄の症状を呈することがあります。
アルコール依存症であっても、断酒を早い段階で継続できれば、このような認知症を予防することができます。
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2010年11月09日 | アルコール依存症関連情報 | CM(0) | TB()