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アルコール依存症とアダルトチルドレンについて
アルコール依存症とアダルトチルドレンの関係性がよく言われていたりしますが、なかなかアダルトチルドレンというと誤解をさせることが多いのではないかと思われます。
アダルトチルドレンは、外見は大人であって心は子供であるような人のことを指すのではありません。アダルトチルドレンは小さい頃の家庭環境が悪く、親がアルコールで暴力をふるったり、虐待をするような親のもとで育ち、結果として、成人になってもそのようなトラウマが抜けずに社会生活上様々な問題が生じてしまう人に対して使用する言葉です。
アダルトチルドレンの特徴は、たとえ幼いころに虐待を受けたとしても、自分が悪いという自責感を持ち続けたり、完璧主義であったり、破滅的な傾向が現れます。
ですから、当然アルコール依存症になる傾向もあるということです。
しかし、全ての人がそのような環境で育ったからと言って、アダルトチルドレンのような傾向を示すわけではなく、アルコール依存症になるというわけでは決してないのですが。
ただ、傾向としては、通常の虐待やアルコールの問題がない家庭で育った人よりも、アルコール依存症になる確率は高くなると考えられます。
このような場合は少しずつ幼い頃のトラウマとどう向き合っていくかということも必要になってくるのかも知れません。
2010年11月03日 | アルコール依存症関連情報 | CM(0) | TB()
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