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アルコール依存症者への対応について
アルコール依存症者に対してどのように対応したらいいのか迷う方も多いようです。
特にアルコール依存症者をもつ家族にとっては重大な問題でもあります。
簡単に厳しくすればいいという問題ではないと思われます。
ただ、アルコール依存症の患者さんにとって何が重要かということを認識することが、対応へのカギになってくるのではないかと思われます。
アルコール依存症は否認の病気と言われています。つまり、アルコール依存症という病気を患者自身が否定します。だから、アルコールで問題が起きても、本人はあまり反省しないということも多いです。
そんな患者に対する対応としては、まずある程度は放っておくことも重要であると思われます。
下手に構いすぎるのは良い対応とは言えないかもしれません。そして、自分自身が悪かったという風に自分で気付かせることが重要です。
そこで、変に擁護したり、同情してはいけません。かなり厳しい対応も仕方がないかもしれません。
そうはいっても、家族の中でどうしても同情してしまったり、擁護してしまう人は、距離を置くということも必要になってくるかもしれません。
ですが、基本的にはある程度自分も厳しい対応をしなければいけないという覚悟が必要かもしれません。アルコール依存症から抜け出すには、こういった家族の対応一つで良い方向に向かう可能性が広がることがあります。
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2010年11月07日 | アルコール依存症関連情報 | CM(0) | TB()
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