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アルコール依存症の施設について
アルコール依存症は、病院の外来治療だけで済むというわけでもありません。
アルコール依存症はいつ治ったということではなく、一生続く治療でもあります。
ですから、それをサポートする施設というのも存在します。
その施設としてはアルコールのデイケアや、一般の精神科デイケアなどがこれにあたると思われます。
このような施設では日中活動する場所でもあり、自分の病気を知る機会を得る場所でもあります。
アルコール依存症で入院して、そして退院となると、普通に地域生活を再び営むようになりますが、コンビニに行けばすぐにお酒が手に入りますし、アルコールを摂取できる機会は多くなります。
しかし、デイケアなどのアルコール依存症の施設に通っていると、日中の活動に参加することによって、少なくてもその時間は断酒することができます。また、生活のリズムを整えることができます。
他のメリットとしては、アルコール依存症の施設に参加していれば、もし飲酒すればすぐにスタッフが気付きますから、アルコール依存症の症状が重篤化する前に、入院や断酒を早期に実行することが可能となります。
中には、利用者が来ない日は、スタッフが自宅に行って様子を窺いに行く場合もあります。
このような施設があると、自分一人では断酒ができない場合は、治療的な意味でも重要な施設であると言えます。
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2010年11月04日 | アルコール依存症の治療について | CM(0) | TB()