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アルコール依存症治療薬 シアナマイド
アルコール依存症の治療薬として有名なのは、このシアナマイドという薬です。
シアナマイドの作用は、肝臓でアルコールを分解するアルデヒド脱水酵素の働きを阻害するという作用です。
通常はアルコールを体内で分解するため、ある程度飲酒をしても長時間飲酒することが可能です。
しかし、アルコール依存症治療薬であるシアナマイドを服用すると、アルコールを体内で分解できないので、アルコールが体内で蓄積されて、飲酒をしていくと非常に不快な症状が現れます。
シアナマイドの症状としては、吐き気や発汗、めまい、動悸などが挙げられます。
このような症状が出れば、連続飲酒を防ぎ、アルコールから遠ざけることがある程度可能であると考えられています。
しかし、このような症状を避けるために薬を服用せず飲酒してしまったり、服薬してもなお飲酒に走ることもあるようです。
ですから、薬の服用とともに、自助グループや自分の病気の理解などを促す治療も併用して行う必要があります。
シアナマイドは通常50mgから200mgを1日に2回程に分けて服用するケースになると思われます。
シアナマイドを服用中は、アルコールだけでなく、医薬品や化粧品などの製品の使用も避けなければなりません。
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2010年11月12日 | アルコール依存症の治療について | CM(0) | TB()