アルコール依存症の症状と治療

2024年05月14日 |

アルコール依存症の治療薬と言えばシアナマイドとノックビンが代表です。

ノックビンの作用も、シアナマイドと同様に体内でアルコールを分解している、アルデヒド脱水酵素の働きを阻害する働きがあり、飲酒をすると、体内でアルコールが分解されないため色々な症状が現れます。

ノックビンを服用中にアルコールを摂取すると、アセトアルデヒドの濃度が高くなり、吐き気、動悸、発汗、めまいなどの症状が現れます。

このような症状に見舞われると、連続して飲酒したり、アルコールの摂取をやめようという方向に促すことが可能です。

しかし、ノックビンだけでは、アルコール依存症の治療には不十分であり、根本的な自分の病気の意識の改善も必要になってきます。精神的な治療というのも薬と同時に必要になってくると思われます。

アルコール依存症の治療薬として、ノックビンを使用している際は、アルコールだけでなく、アルコール関連の薬品や化粧品などの使用も避けなければいけません。

また、集中力も低減しますから、集中力を要する仕事などは避けた方が良いと考えられます。

ノックビンは1日におよそ０．１ｍｇから０．５ｍｇを1日に分けて服用することになると思われます。

2010年11月13日 | アルコール依存症の治療について | CM(0) | TB()